【内向的な人に合う仕事とは⁉︎】選択する時に重要視するポイントがある!
就職活動中の学生はもちろん、現在社会人として働いている人の中にも「自分に合う仕事」について考えている人は多いのではないでしょうか。
実際、仕事を決める理由や重要視する優先順位は、人によって大きく異なります。
下記のポイントから、自分が何を重要視するのか価値観を明確にしていきましょう。
仕事を選ぶ上での3つの主なポイント
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待遇、福利厚生、職場環境
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会社の雰囲気
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好きな事であるか
1. 待遇、福利厚生、職場環境
これは、休日日数や残業時間、賃金など、目に見えて他社と比較しやすい基準です。また有給休暇、育児休暇などの制度があっても、それらを取得しやすい環境であるか、見定める必要があるでしょう。
これら全てが完璧な企業で働く事は難しいので、その中でさらに自分が何を重視するか明確にすると良いでしょう。「残業が無いところがいい」「残業はあってもいいけど、必ず時間外手当がつくところがいい」「賃金は歩合制、年俸制がいい」など。
2. 会社の雰囲気
自分にとって居心地が良い会社であればいいでしょう。安定感のある企業なのか、わくわくさせられるベンチャー企業なのか、挑戦的思考の風潮なのか、平穏を求める人が多いのか、若い人が多いのか、団塊世代の人が多いのか、年功序列なのか、実力主義なのか、など。
3. 好きな事であるか
その仕事は自分の好きな事なのか、心揺さぶられることなのか、夢中になって取り組める事なのか…。上2つのポイントが、主に「企業」に焦点を当てやすいのに対し、このポイントは「職業」に焦点を当てやすいです。自分の好きな事は、どんな職業に結びつけられるのか、自分の夢は何をすれば実現できるのか…。
主にこの3つの観点から、それぞれ自分の中の基準の優先順位をつけて、決めていくのですが、
内向的は人は、「3. 好きな事であるか」に重きを置いて、仕事選択するといいでしょう。
◆内向的な人が「好きな事」を重要視した方が良い理由
内向的な人は、何か行動する際、お金、賞賛などの「見返り」を行動の目的とするのではなく、その行動自体を目的とする傾向があります。
お金などの報酬が発生しないことでも、興味があればとことん追求していくのです。飽きもせず不安も感じず、没頭してしまいます。
外向的な人の方が「報酬」に敏感であり、それをやる気スイッチにして行動することに比べると、内向的な人はそこまで「報酬」に対してこだわりはなく、個人的な興味関心のある事にこだわり、時間も忘れ行動し、自分の能力を最大限発揮しようとする傾向があるのです。
・個人的に興味・関心がある事に、時間も忘れて没頭してしまう
それらの特徴を活かすため、自分が無我夢中に慣れる事柄を見つけ、それを仕事にすることが望ましいです。
◆「好きな事」って一体なんだろう…
正直「好きな事がわからない」「やりたい事が無い」という人は多いです。
私も就職活動中は全くわかりませんでした。(そのためとても苦労しました笑)
就職してからも、どこかで「自分の本当にやりたい事はなんだろう」と思っていました。だから、なるべくアンテナを張って、少しでも興味がある事には触れて、なるべく多くの経験をするようにしました。そして今ようやく「本当に好きで、本当にやりたい事」を見つけました。
やりたい事を見つけに「自分探しの旅」に行ってもいいですし、視野を広げるため、他の仕事に転職してもいいと思います。全力で自分の好きな事を探していれば、きっと何かが見えてきます。「このままじゃなんだかな〜」と思う人は、とりあえず行動してみましょう。
そして、内向的な人が「好きな事」を見つけるためには具体的にどうすれば良いか、
⬇︎こちらの記事に書きましたので、合わせてご覧ください。
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◆好きな仕事を嫌いにならないために
好きなことを仕事にできるのは素晴らしい事。しかし、その仕事に一生懸命になりすぎるあまり体調を壊してしまったり、その仕事自体を嫌いになってしまったらとても虚しいことです。
そうならないためにも、好きなことを仕事にできた時に、内向的な人には気をつけていただきたいポイントがあります。
✔️内向的な人が好きな仕事を続けるために意識するべきこと
1, ストレスはある。必ず十分回復できる時間と場所を作る。
2, 報酬に対して無関心になりすぎない。お金は大切。
1, ストレスはある。必ず十分回復できる時間と場所を作る。
興味関心があることに時間も忘れて取り組む事は、内向的な人の素晴らしい性質です。その仕事を達成するために、普段、億劫に感じている事(例えば大勢の前でプレゼンテーションを行う、多くの会議に出席する等)も堂々とできてしまうくらいのエネルギーが湧いてくるでしょう。
しかし、実は自分の気づかないストレスを感じているかもしれません。また、夢中になりすぎて休息をとる事を忘れがちです。そうすると、身体を壊してしまったり、好きな事から距離を取りたくなったりしてしまいます。
そこで、必ず自分が十分回復できる時間と場所を確保しましょう。
自宅でゆっくり映画を観る、お気に入りのカフェで読書をするなど。また、「仕事をしないで休む時間」をしっかりと決めるのも効果的です。これは、刺激の多い所にいることでエネルギーを得る外向的な人と比べて、内向的な人は、刺激が少ない場所にいる事で、エネルギーを回復する特徴があるためです。必ずリラックスできる時間を確保してください。
2, 報酬に対して無関心になりすぎない。お金は大切です。
内向的な人は、外向的な人に比べて報酬をあまり重要視しない傾向がありますが、是非とも「報酬(お金や賞賛)」には少し敏感になるよう意識してください。
例えばあなたはクリエイターだとしましょう。誰かが、あなたの創造物を気に入って、何かものづくりを依頼してきた時、あなたは自分の能力を認められた事を嬉しく思い、真っ先に作成に挑み、没頭するでしょう。しかしそれと同時に一旦我に帰って、あなたは自分の創造物の価格はいくらなのか客観的に見定めて価格設定し、正当な報酬をもらう事を忘れないでください。
また「賞賛」という面では、内向的な人は自己主張が苦手な人が多いです。あなたが素晴らしい功績を残したとしても、表立って多くの人に賞賛されるのは気恥ずかしいかもしれません。しかしぜひ、内向的なあなたが活躍している姿を社会の中でアピールしていってください。(これは私の願いでもあります笑)堂々と話すのが難しいのであれば、SNS等で自分の功績を発信することもできます。ご自身の仕事に、社会的価値を自身で生み出していく事を忘れないでください。
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