中プと日プとの決定的な違い -クリエイティビティ-《創造営2021Ep.4-2》
中国プデュ創造営2021第4話Part.2について、語っていきます。
今回は、日本のアイドルオーディション番組ではなかなか見れない「練習生たちの創造性(Creativity)の融合」を楽しむ事ができます。
※名前を覚えやすくするため、中国人練習生の名前をカタカナで表しています。中国語は日本語で表せない発音が多く、実際と異なっているか部分があるかと思います。ご了承ください。
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筆者について
・PRODUCE 101シーズン1,2にハマり、プデュファンに。
・日プ、中国プデュ(創造営2020)にもハマりました。
無料視聴方法
視聴はこちら↓(日本語字幕つき)
WeTV公式サイト:
https://wetv.vip/ja/
前回あらすじ
テーマソング評価が行われ、センターはAクラスリゥ·ユ(刘宇/Liu Yu)に決まった。
第4話 Part.1
中国版PRODUCE101創造営【歴代主題歌センターはデビューできない?】ジンクスを破れ!
続きをチェック▶︎
テーマ曲2次創作
「テーマソング評価2次創作パフォーマンス」を行う。
世界の有名な楽曲は、多くの地域で二次創作され愛されている。今回は練習生たちの「クリエイティブ性」が試される。
これは正式な課題ではないが、脱落者が出る第1次順位発表の前の最後のアピールの場となる。
テーマ曲2次創作 概要
・自由にチームを組める(5〜11名)
・参加したくない練習生は参加しなくてOK。
2次創作パフォーマンスが、この番組の配信ービス「WeTV」と中国のSNS「Weibo」で公開される。その後「最もイイネを獲得したチーム」が、WeTVとWeiboで「超長い放送時間」を獲得することができる。
チーム決め
それぞれ「仲良しの練習生同士」「チームメイト経験のある練習生同士」など自由にチームを組んでいく。また、「楽器ができる」「R&Bがやりたい」など目的ごとに組むチームもある。
17歳Eisho(佐藤永翔)が、10歳年上のボー・ユエン(伯远/Bo Yuan)に声をかける。
Eisho(佐藤永翔)「待って! 伯远(ボー・ユエン)哥哥(gege=兄さん)!」
(伯远を追う永翔が、かわいい)
2人は同じチームになった。
「リスペクトできる人とやりたい」というサンタ(赞多/Santa)は、ヒップホップLoverオスカー(奥斯卡/Oscar)とチームになることに。お互いリスペクトし合っている。
またサンタ(赞多/Santa)は、相方のリーワン(力丸/Rikimaru)にも声をかける。
サンタ(赞多)「一緒にやっちゃった方がいい!オスカーもいる。」
(番組的に2人同じチームでいいのかな?みたいに話してたんでしょうか。)
avex和马(Kazuma)とCaelan(庆怜)もサンタ(赞多/Santa)チームになった。
一方、Mika(米卡)は、ボーカルメインのR&Bチームに誘われていた。彼は、仲良しのハンヂャン(曾涵江/Zeng Hanjiang)を、そのチームのラップ担当として誘った。
R&Bチームメンバーは、他にもラップ担当を増やそうとするが、Mika(米卡)は、「No!オンリーワンRap!」と言って阻止した。
彼は、ハンヂャン(曾涵江/Zeng Hanjiang)に唯一のラップ担当をして欲しかったようだ。
みんな音楽アレンジ能力・編曲スキルのある練習生をチームに加えたいと思っている。
LAの音楽大学に通うDJでクリエイターのリー・ロァー(李洛尔/Li Luoer)は大人気。
リー・ロァー(李洛尔/Li Luoer)「突然人気者になった感じです。嬉しいです。でも大事なのは、誰と組みたいってより、アイディアが合うかです。」
リー・ロァー(李洛尔/Li Luoer)は、リゥ·ユ(刘宇/Liu Yu)率いる「中国風」チームを選んだ。
コントラバス奏者のフー・スチャオ(付思超/Fu Sichao)も編曲ができる。彼は、ラッパーAKリゥ·チャン(刘彰/Liu Zhang)とコラボしてみたいと思っていた。2人は同じチームになった。
不参加者もいる。日本人練習生2名の中国語の先生として来たはずだが、いきなり番組に参加することになったLelush(利路修)は、参加しなかった。
Lelush(利路修)「チャンスがあれば休憩したいです。」
Lelush(利路修)、早く脱落して帰りたい本人の意思に反して、順位はどんどん上がっています。
2次創作パフォーマンス披露
2次創作パフォーマンスを披露していく。
(全チームのパフォーマンスは放送されず、一部チームのみ放送されました。)
銀河旅行団 – バンド
最初に登場するのはコントラバス奏者で編曲ができるフー・スチャオ(付思超/Fu Sichao)とラッパーAKリゥ·チャン(刘彰/Liu Zhang)のいる『銀河旅行団』チーム。
(※チーム名は各自で決めています。)
▶︎創作ハイライト
AKリゥ·チャン(刘彰/)「歌詞は、フアン・クン(黄鲲/Huang Kun)の(前に話していた)ストーリーから膨らませよう。」
1995年生まれ超童顔のフアン・クン(黄鲲/Huang Kun)。彼が初回評価で話していたこと⬇︎
「残業していたある日、アップする楽曲のExcelの表に2つの名前がありました。前のチームメイトです。Mao BuyiとZhou Zhennanです。見た瞬間、羨ましくて少し悔しかった。でもそれで、頑張って夢見たステージに戻ろうと決めました。」
歌手Mao Buyiは前作「創造営2020」のメンター。
Zhou ZhennanはR1SEでデビューし、今作のメンター。
フアン・クン(黄鲲)は、彼らと同じオーディション番組「明日之子1」に出演していました。
また、Ichika(上原一翔)は、自身の「誰でもない」と感じる胸の内を語った。
Ichika(上原一翔)「弟を紹介してって言われる。自分ってなんだろう…みたいな。僕は誰かのお兄さんじゃなくて、Ichika(上原一翔)だ。」
AKリゥ·チャン(刘彰/Liu Zhang)はメンバーの話しを聞きながら、歌詞の創作をサポートした。
それぞれの心の内を歌詞にした。
(YouTube字幕つかないのが残念。ぜひ本編で歌詞も確認してみてください。)
いや素敵。
フアン・クン(黄鲲/Huang Kun)のストーリーをAK(刘彰)がラップで語りかけて、サビに入る瞬間泣けました。ハモりも良き。
Ichika(上原一翔)、弟と似ているようで実は全く違うラップスタイル。もう君は君だよ!
ニン(宁静)先生「フアン・クン(黄鲲/Huang Kun)は、今まで、かわいい小籠包みたいだったけど、今は完全にイケメンになりました。」
(かわいい小籠包…!)
フアン・クン(黄鲲/Huang Kun)「この曲を聞いた皆さんに伝えたいです。いくら忙しくてもいくら疲れていても自分の夢を忘れないでください。」
ヒョウタン金剛 – ダンス
続いてダンスチーム『ヒョウタン金剛』が登場。
(チーム名は日本人にはよくわかりません)
初回評価でチームメイトだったダンスが得意なメンバーが、再び集まった。
みんなで踊りながら、振付のアイディアを出していく。経験者のリン·シャオ(凌箫/Ling Xiao)とウー・ハイ(吴海/Wuhai)が、中毒性のあるダンスを作り出した。
(なぜこのチームだけ別撮りなんだろう)
エレクトロヒョウタン兄弟 – 中華風
中国伝統衣装(漢服)を身にまとったチームが登場。
シャォ・ミンミン(邵明明)「邵明明がまた琴を弾くよ。ビビってる?笑」
(一同、初回評価の衝撃が蘇る。)
オーディエンス席で、シャォ・ミンミン(邵明明)を見る顔が死んでいるのは、前回同じグループだったハン·ペイチュエン(韩佩泉/Han Peiquan)。
(シャォ・ミンミン(邵明明)と相性が悪いようです。)
隣の練習生にその表情を指摘され、「僕の表情じゃなく、ステージ見なさいよ!」と言った。
▶︎創作ハイライト
音楽クリエイターのリー・ロァー(李洛尔/Li Luoer)は、初回評価のシュ・シャオラン(徐绍岚/Xu Shaolan)が踊っていたモンゴルダンス曲からインスピレーションを受け、「喉歌」(少数民族の歌い方の一つ)を取り入れた。
そして「ド・レ・ミ・ソ・ラ」の中国伝統の5音を参考にした。
振付はリゥ·ユ(刘宇/Liu Yu)が担当。
モンゴル風、タイ風、モダンダンスの要素を取り入れる。
そして、中国伝統衣装は、リゥ·ユ(刘宇/Liu Yu)が大金を使って20着ほど用意した。(自腹!?)
他の練習生に合う衣装を選ぶリゥ·ユ(刘宇/Liu Yu)。
リゥ·ユ(刘宇/Liu Yu)「シャォ・ミンミン(邵明明)はこれが似合うと思う。外のレースが薄くて、これを着たらすごく細く見えるよ。」
コーディネータのように、刺繍デザインや、着方の説明もした。
リゥ·ユ(刘宇/Liu Yu)「創造営2021の2次創作で、5つの要素(国際的・中国風・伝統・美・ボーイズグループ)を全て取り入れた、エレクトロニックなパフォーマンスをお届けします。」
タイ出身ナイン(高卿尘/Gao Cingchen)、漢服がよく似合っています。かわいい。
獅子に金棒 – 獅子舞
続いてのチームは、「中国獅子舞」を披露する。
▶︎創作ハイライト
中国獅子舞の頭役の経験があるEisho(佐藤永翔)。尻尾役ができる練習生がいないか探す。
なんと最近Aクラス入りした台湾出身ライ·ヤオシャン(赖耀翔/Lai Yaoxiang)が、尻尾役の経験があるという。彼は小さい頃、物を壊すいたずらっ子だったので、獅子舞教室に連れて行かれたのだった。
もう1匹の獅子舞は未経験のAmu(羽生田挙武)とチャン·ヂャン(张璋/Zhang Zhang)が行う。
尻尾役は腰を深く曲げなければならない。きつい体制だ。
高齢(と言っても27歳)のボー・ユエン(伯远/Bo Yuan)に尻尾役をやらせるわけにはいかないと、尻尾役を希望したチャン·ヂャン(张璋)。しかし、彼は鼻のアレルギー持ちだった。獅子舞の毛にはホコリが多い。マスクをして練習を行う。
井汲大翔(hiroto)「チャン·ヂャン(张璋)は目立つパートじゃないが、チームのために貢献してくれている。」
ボー・ユエン(伯远)、
日本人留学生の現地の引率の先生に見えてきました。(いつもありがとう)
ハンサムボーイズ – R&B
続いて黒い衣装のハンサムチームが登場。
ニン(宁静)先生に、「最近雰囲気が変わった」と言われたハンヂャン(曾涵江/Zeng Hanjiang)。
ハンヂャン(曾涵江)「そんなことないです。衣を変えただけです。ネックレスもこの服も借り物です。ズボンと靴は制服です。」
▶︎創作ハイライト
仲良しのハンヂャン(曾涵江/Zeng Hanjiang)とMika(米卡)が少し言い合いになる場面があった。
それはレコーディング室でのこと。ハーモニーだけ録音する予定が、メインメロディーを録音しようとするハンヂャン(曾涵江/Zeng Hanjiang)。彼はここで、曲作りのためのデモ音源を録音したいのだという。
Mika(米卡)「時間の無駄だよ。(ここじゃなくて)僕のマイクで取ればいい。」
ハンヂャン(曾涵江)「君のマイクは音質が悪いんだよ。」
Mika(米卡)「デモでしょ?悪くても大丈夫だろ。」
ハンヂャン(曾涵江)「……Sorry Sorry!終わるよ。 I love you ブラザー。」
Mika(米卡)の言う事をちゃんと聞くハンヂャン(曾涵江/Zeng Hanjiang)だった。
18歳チャンシントゥ(张星特/Zhang Xingte)やっぱ歌上手いです。
フレンズ – 人気者チーム
続いて、人気練習生が集まったチームが登場。
▶︎創作ハイライト
振付・作詞・作曲の3チームに分かれた。
実はそんなに作曲経験のない作曲担当の18歳チョウ・クーユ(周柯宇/Zhou keyu)。彼は、別グループのフー・スチャオ(付思超/Fu Sichao)に助けてもらい作曲を頑張った。
個性が光るステージを披露した。
田口馨也(keiya)「力丸さん、えぐい!」
ニン(宁静)先生「力丸、君は普段シャイだけど、舞台上では王者ね。」
トレント入りR0SE – コメディ
続いて、人気TikTokerハン·ペイチュエン(韩佩泉)を中心としたチームが登場。
ハン·ペイチュエン(韩佩泉)「誰が2次創作にかっこよさを求めるのよ。つまらない。やるなら大きく暴れてやろうじゃない!」
(これは期待♪)
▶︎創作ハイライト
ハン·ペイチュエン(韩佩泉)が、面白い表情を他の練習生に指導する。
ハン·ペイチュエン(韩佩泉)トレーニング基地となった。全員「ハン·ペイチュエン(韩佩泉)化」を目指す。
ウー・ユゥハン(吴宇恒)「僕の知人(シエ・シンヤン(谢兴阳)やユ・グァンイン(俞更寅))が、ハン·ペイチュエン(韩佩泉)に変な道に連れて行かれた。彼らはまるで魔法にかかったようだ。」
本番、盛り上がるパフォーマンスを披露した。
誰も恥ずかしがらず、堂々とやっているのが良い!
みんな全力でハン·ペイチュエン(韩佩泉)になっています。
見た目王子様のバレエダンサーチェン·ルイファン(陈瑞丰/Chen Ruifeng)の動きが個人的にツボりました。
デン(邓超)先生「一番好きなパフォーマンスです。」
デン(邓超)先生は、一緒にサビパフォーマンスを披露した。
そして、シエ・シンヤン(谢兴阳/Xie Xingyang)は、メンターたちの愛嬌自己紹介も考えてきたと話し、それぞれ披露する。
練習生の誰か「シエ・シンヤン(谢兴阳/Xie Xingyang)、何すんだよ〜」
ノリの良いデン(邓超)先生は、彼の考えてきた愛嬌自己紹介をノリノリでやってくれた。
デン(邓超)先生「私のスローガンができた!」
デン(邓超)先生は、本当にエンターテイナー。堂々とノリノリでやってくれて、練習生も嬉しいですね。
シエ・シンヤン(谢兴阳/Xie Xingyang)「周深先生の自己紹介もありますよ。」
周深先生も愛嬌自己紹介を披露。
想像以上に可愛すぎて、一同大沸きした。
こうして2次創作パフォーマンスが終了。
(放送されなかったチームの映像はYouTube等で見れます。)
デン(邓超)先生「今日はとても楽しかったです。あなたたちに心酔してしまいました。」
また、デン(邓超)先生はインタビューでも「彼らと一緒にいたいし、彼らともっと話したい。若返った気分です。」と話した。
デン(邓超)先生、愛に溢れた人ですね。
中国プデュでは「創造力」が重視
前作「創造営2020」を見て驚いたのが、シンガーソングライターなど作詞作曲をする練習生が多いことです。そして、シンガーソングライターへの評価がとても高かった。
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今作でも作詞・作曲・編曲をする練習生が多くいました。
今回このような2次創作の場で、彼らのクリエイティブ力が発揮できて良かった!
(楽器を弾ける練習生も多いので、演奏の披露の場にもなった。)
本来のプデュのルールだと「クリエイティブ力」よりも「パフォーマンス力」が重視されてしまいますからね。
また、日本のアイドルオーディション番組では「クリエイティブ力」が求められる事が少ない気がするので、今回のような課題は、日本にはない中国プデュ独自の面白みであると思います。
《次回5話で、とうとう脱落者が!!》
「第1回順位発表」で初の脱落者が出ます。
第5話は、3/20(土)放送です。
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